ホムンクルス 3巻ネタバレ | 第6感が芽生えた事で見えるようになった人間の心の歪み。
こんにちわ♪
漫画大好き2児の母、はなこです☆
漫画を読む事が大好きで仕事や家事の合間に漫画を読んでストレス解消しています☆
私が読む漫画は、周りの人に言うとちょっと引かれるようなミステリアスで、グロくて、スリリングで、みたいなマニアックなものです。苦笑
なので人目を気にせずスマホで読めるサイト、まんが王国を利用しています。
このブログは、電子コミックサイトまんが王国で読んだ作品で気に入ったもののあらすじや感想などなどを書いています。
そして個人的に今ハマっているのが、 ホムンクルス です。
今回は、ホムンクルスの3巻について書きたいと思います。
謎の医大生・伊藤学から、頭蓋骨に半径3mm程度の穴を開ける事によって第6感が覚醒するというトレパネーションという人体実験の依頼を受けた主人公のカーホームレス・名越進。報酬は70万円、約10日間拘束という条件で依頼を受ます。手術を終えた直後から人間が色んな物や形に見えるようになるという第6感が芽生え始めます・・・。
頭が半分無いサラリーマン、顏から下が全部ダチョウのホテルマン、身体が6等分に輪切りにされていて下半身の1部だけがクルクル回りながら携帯電話で話すギャル、巨大ロボットに身体を包んでいるヤクザの組長・・・
名越はトレパネーションによって、右目を閉じたり、手で隠して見るとが見えるという不思議な力がつきます。
伊藤はそれが「脳の中の小人」と言われている”ホムンクルス”だと定義します。
※この画像がホムンクルスです。
例えば、冷たい水と氷が入った触ると冷たい。この冷たいというのは「指先」で感じているようで、実は脳で感じている。脳で感じているという事は脳の中にも指先があるという事になる。脳の表面に存在している全身の感覚を立体化したのが上の写真です。
ホムンクルスの手と口が大きいのは、人間は何かを感じたい時にまず手と口を使うためなのです。
しかし、名越が見ている人間が色んな物や生き物に変わっているモノとは違います。
このホムンクルスはあくまでも触覚を中心とした感覚ホムンクルスというもので、人間は触覚以外にも視覚、聴覚、嗅覚、味覚を使って情報収集し経験にしていき、経験は記憶となり、その記憶の深層部分で歪んだものが名越が見えているホムンクルスなのです。
名越が見ているものは、身体的な傷や痛みがホムンクルスになって見えているのではなく、
その人が今までに抱えた感情や心の傷、あくまでも精神的なホムンクルスに変化して見えているということなのです。
身体が6等分に輪切りになって携帯で話すギャル。仮に彼女がパーツ分6個の携帯電話を持っているとすると電話を取った途端その電話に対応するべく下半身の1部のパーツが回り出しました。
まるで自分の身体をばら売りしているかのように見えます・・・。
下半身が動き出したという事は、その時電話でお買い上げ中だったという事と考えられます。
結局、お金とセックスでしか自己確認できない現代のマネキンみたいなイメージを自分の中に作り上げているのです。
そして名越に芽生えたこの特殊な能力を使い、伊藤はある実験として高校生専門で扱う風俗店に向かいます・・・。
そこで伊藤が踏み込んだ危険な賭け・・・。
危険な人体実験の続きはコチラで☟
※「ホムンクルス」で検索すると出てきます。